パナソニック 食器洗い乾燥機 NP-TH1 カルキ取り/ドア開エラー対策
2017年に購入したパナソニックの食器洗い乾燥機 NP-TH-1は、今でも毎日稼働しています。長年使っているとカルキが堆積してドアが完全にしまらなくなり、ドア開エラーを発動してしまうため、1年に1回くらいカルキ取りをしておくと、平日に急に食器洗い機を使えなくなるという事態の予防になります。
カルキ取りの手順をまとめます。
1. 上側のドアを外す
左右の金具とドアが、各ネジ1個で固定されています。
ネジをドライバーで外して、ドアを少し手前に引くと金具が外れます。
2. 下側のドアを外す
上側の金具の穴からドライバーを差し込んでネジを外します。
下側のドアは金具から引き抜きにくいですが、この金具上下はバネで上側にテンションがかかっており、ドアを引き抜くと金具が一気に上側にひっぱられるので怪我をする可能性があります。なるべくドアを上側に向けた状態で金具から引き抜いたほうがよいです。
3. カルキを削る
下側のドアを外すと、2年分くらいの堆積されたカルキがみえました。この厚みが増していくとドアが完全に閉まっていないと判定されてドア開エラーになります。下側のドアは電源コードで本体とつながっているので、あまりテンションがかからないように、置いておきます。
カルキの白い塊に、お湯に溶かしたクエン酸をかけつつ、マイナスドライバーでひたすらカルキを削ります。
4. カルキ除去完了
15分くらいかけてマイナスドライバーでごりごり削ったところ、きれいになりました。削ったカルキが散乱しているので、水をかけて残渣フィルターのところに集めておきます。
5. クエン酸洗浄
下側のドアと上側のドアを、外した時とは逆の手順で装着します。特に難しい点はありません。
1度乾燥モードで動作させ、排水させた後、最後にクエン酸を40~50グラムほど投入して、通常の洗浄モードで庫内のカルキを取り去ります。